マンション資産価値の調べ方
- コラム

マンションの資産価値とは?
マンションの資産価値とは、財産としてどれくらいの価値があるのかを示した金額のこと。
資産価値の高いマンションは需要が高くなるため、売却しやすい。賃貸でも借り手がつきやすいため、高い賃料設定での運用が可能。
また、資産価値を示すものに、売却価値と収益価値があります。
売却価値
売却価値とは、実際に売れる価格のことです。
売却価値の高いマンションは、資産価値が下がりにくく、短期間で売れやすい傾向にあります。
需要が高く周辺環境などが整っているマンションのなかには、築年数が経っていても売却価値が下がりにくい物件もあります。
収益価値
収益価とは、マンションを賃貸にした時に得られる家賃収入のことです。
中古マンションでも人気物件であれば、築年数が経っていても人が集まりやすく、資産価値が下がりにくいケースもあります。
マンションの資産価値を示す「評価額」とは?
実勢価格(売値)
実勢価格とは、市場で売買が成立する価格のこと(時価とも言われる)
実際に取引され成約となった価格が反映されています。
固定資産税評価額
固定資産税評価額とは、固定資産税を算出する際の基準となる金額のことです。
総務省が決めた固定資産評価基準をもとに、市町村が価格を決定します
地価公示価格
地価公示価格とは、国土交通省が公表している、土地取引の基準となる価格のことです。
毎年1月1日時点の標準地の価格を判定し、3月下旬頃に発表しています。
不動産鑑定評価額
不動産鑑定評価額とは、不動産鑑定士が不動産鑑定評価基準をもとに鑑定した価格のことです。
収益性や市場性などの観点から、その土地や建物の経済的価値を客観的に評価した価格となります。
相続税評価額
相続税評価額とは、不動産にかかる相続税や贈与税を算出する際に基準となる価格のことです。
国税庁が路線価を使って算出します。路線価のない地域では、固定資産税評価額をもとに算出します。
建物評価額
建物評価額とは、総務省が決める固定資産評価基準に従って、建物を立て直す場合にかかる再調達価格(新価)を表したものです。
マンションの場合は専有部分のみの評価額を算出します。
マンションの資産価値を調べる方法は?
①マンションの固定資産税評価額を調べる。
【調べ方】
・課税明細書で確認する
・固定資産課税台帳を閲覧する
・固定資産評価証明書を取得する
②マンションの相続税評価額を調べる
【調べ方】
★建物の相続税評価額
建物部分の相続税評価額=固定資産税評価額(家屋)
★土地の相続税評価額
土地部分の相続税評価額=路線価×マンション全体の面積×持分割合
③マンションの実勢価格を調べる方法
レインズ・マーケット・インフォメーションを使う
レインズ・マーケット・インフォメーションとは、成約価格をもとにした不動産取引情報提供サイトのことで、全国指定流通機構適格協議会が運営しています。
土地総合情報システムを使う
土地総合情報システムは、国土交通省が情報を提供しているものです。
取引時期や土地や建物の種類、住所や鉄道路線から、不動産取引価格を調査できます。
不動産会社に査定をしてもらう
訪問査定を利用すると、売れる価格に近い査定額を出してもらえます。
不動産鑑定士に依頼をする
不動産鑑定士は、不動産の適正価格を判定する専門家です。
客観的な眼で不動産の経済的価値を見極めて価格を判定、評価してくれます。
資産価値が落ちにくいマンションを選ぶには?
①皆が良いと思える 利点が多くあるエリアを選ぶ
利点の多いエリアにあるマンションは売却しやすく、賃貸にしても借り手が付きやすいため、資産価値が落ちにくい物件です。
具体的な例だと
・交通利便性がいい
・生活利便性がいい
・治安がいい
・災害リスクが低い
②使いやすく住みやすい間取りを選ぶ
家族が生活しやすい間取りのマンションは人気が高く、資産価値も下がりにくくなります。
具体的な例だと
・収納が多い
・設備が新しい
・生活動線や家事動線がいい
・日当たりがいい
③きちんと共用部分が管理されている物件を選ぶ
共用部分がしっかりと管理されているマンションは、メンテナンスや清掃が行き届いているため、安心して居住できます。
具体的な例だと
・共用部分の清掃が行き届いている
・長期修繕計画と修繕積立金がある




